일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면

아오조라 문고

その時貴人ゴタルズスの犬日々主家の麪包を啣え来ってこれを養い、またその患所を舐り慰めた。主人怪しんで犬の跡を付け行きこの事を見て感心し、種々力を尽してついに尊者を元の身に直した。それから尊者生まれ故郷仏国のモンペリエへ帰り国事探偵と疑われ、一三二七年八月十日牢死した。生前黒死病人この尊者の名を呼べば必ず愈ると上帝の免許あったというので、仏・伊・独・白・西・諸国にこれを奉ずる事盛んにその派の坊主多くあり、殊にヴェニスはその葬処とて大寺堂を建てて祀った。その像は巡礼の衣を著し腿に黒死病の瘢を帯び、麪包を啣えた犬を従えたものだ。またその犬の生処という事で、葡領アズルズ島に犬寺が建てられた(『大英百科全書』二三巻四二五頁。『ノーツ・エンド・キーリス』九輯十二巻一八九頁)。

『淵鑑類函』四三六には、宋の太宗の愛犬、帝朝に坐するごとに必ずまず尾を掉って吠えて人を静めた。帝病むに及びこの犬食せず、崩ずるに及び号呼涕泗して疲瘠す。真宗嗣ぎ立て即位式に先導せしむると鳴吠徘徊して意忍びざるがごとし、先帝の葬式に従えと諭せば悦んで尾を揺るがし故のごとく飲食す。詔して大鉄籠に絹の蒲団を施して載せ行列に参ぜしめ見る者皆落涙す。