일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면

아오조라 문고

ただし『甲子夜話』続十七に、舅の所へ聟見舞に来り、近頃疎濶の由をいいかれこれの話に及ぶ。舅この敷物は北国より到来せし熊皮にて候といえば、聟撫で見てさてさて所柄とてよき御皮なり、さて思い出しました、妻も宜しく御言伝申し上げますとあるは、熊皮は毳々たらぬがその色を以て聯想したのだ。仏経や南欧の文章に美人を叙するとて髪はもちろんその他の毛の色状を細説せるを、毛黒からぬ北欧人が読んで何の感興を生ぜぬは、自分の色状と全く違うからで、黒熊皮を見ても妻を想起せぬのだ。瑣細な事のようだが、心理論理の学論より政治外交の宣伝を為すにこの辺の注意が最も必要で、回教徒に輪廻を説いたり、米人に忠孝を誇ってもちっとも通ぜぬ。マローンの『沙翁集』十に欧州の文豪ラブレー、ラフォンテンなどの女人、その根を創口に比して男子に説く趣向を妙案らしく喋々し居るが、その実東洋人にはすこぶる陳腐で、仏教の律蔵には産門を多くは瘡門(すなわち創口)と書きあり、『白雲点百韻俳諧』に「火燵にもえてして猫の恋心」ちゅう句に「雪の日ほどにほこる古疵」。彦山権現の戯曲に京極内匠が吉岡の第二女に「長刀疵が所望じゃわい」