일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면

아오조라 문고

羽織は猩々緋、は唐冠金纓なり。敵これを見て、すわや例の猩々緋よ、唐冠よとていまだ戦わざる先に敗して敢えて向い近付く者なし、ある人強いて所望して中村これを与う。その後戦場に臨み敵中村が羽織と※(「灰/皿」、第3水準1-88-74)とを見ず、故に競い掛かりて切り崩す、中村戈を振るって敵を殺す事あまたなれども中村を知らざれば敵恐れず、中村ついに戦歿す。依って曰く、敵を殺すの多きを以て勝つにあらず、威を耀かし気を奪い勢を撓ますの理を暁るべしと。中村は近江国の人なり。一日に槍を合す事十七度、首四十一級を得たから世に槍中村と称えたという。それすらその人と知れぬ時は寄って懸って殺しおわる。由ってその人相応の飾りや肩書は必要と見える。この類の話し古くインドにもあった。『根本説一切有部毘奈耶破僧事』十八から十九巻に竟って、長々と出居る。なるべく短く述べるとこうだ。

過去世婆羅尼斯国の白膠香王隣国王の女を娶り、日初めて出づる時男子を生んだので日初と名づけ、成長して太子に立てた。王第一の妃を達摩と名づけたがこれも後に姙んだ。相師これを見て今度必ず男子が生まれる、それはきっと王を殺して自ら王となるはずといった。