일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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オチフルイかいじゅうろうてがらばなし

十二神貝十郎手柄話

国枝 史郎

国枝 史郎의 十二神貝十郎手柄話(オチフルイかいじゅうろうてがらばなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,035자 · 254화면

아오조라 문고

大和節斎は老人ではあり、且つ学者でもあったので、最高顧問ということになった。祭礼方面は土人司祭のバタチカンが司った。

ジョン少年と大和日出夫とは、この共和国の寵児として仲間の者から可愛がられたが、云うまでもなくこの二人はこの上もない親友であった。

二十八

平和の月日が過ぎて行った。

それは蒸暑い夏の陽が、平和な島の草や木に、キラキラあたっているある日であったが、ジョン少年と日出夫とは、海岸の岩へ腰を掛け、愉快な会話に耽けっていた。

「……で、僕には不思議なのだ」ジョン少年がこう云った。

「ナーニ、ちっとも不思議じゃないよ」日出夫は笑って反対した。「要するにそれは蜃気楼さ」

「蜃気楼だって? そんな筈はない。確かに僕は見たんだからね」

「でも、上陸はしなかったんだろう」

「ああ上陸はしなかった。少し先を急いだものだから」

「では確かに島があったと断言することは出来ないじゃないか」

「しかし、確かに見たんだからね」

「人間の眼というものは、案外アテにならないものでね」

「それに僕は歌声を聞いたよ。沢山の子供達が輪を作って、『いらっしゃい、いらっしゃい、いらっしゃい、夢の島絵の島お伽噺の島、いらっしゃい、いらっしゃい、いらっしゃい』