후리가나로 읽는 일본 고전
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なんごくたいへいき
南国太平記
直木 三十五
直木 三十五의 南国太平記(なんごくたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 493,291자 · 991화면
「今日の談合は――」
と、云って、低い声になって
「御部屋様の御懐妊――近々に、目出度いことがあろうが、もし、御出生が、世子ならば、その御世子を飽くまで守護して、御成長を待つか。又、それとも――女か――或いは、男女の如何に係らず、お由羅派を討つか、それとも、牧仲太郎一人を討つか――この点を、計って見たい」
居並ぶ人々は、黙っていた。
「つまり、成るべくならば、家中に、党を樹てたくはない。たださえ、党を作ることの好きな慣わしの家中へ、御当主斉興派、世子斉彬派などと分れては、又、実学崩れ、秋父崩れなどより以上の惨禍が起るに決まっておる。これは御家のため、又漸く多事ならんとする天下のために、よろしくはない――然しながら――」
「声が、高い」
と、一人が注意した。左源太は、又、低声になって
「斉彬公の御子息御息女四人までを呪殺したる、大逆の罪、しかも、その歴々たる証拠までを見ながら、これを不問に付するということは、家来として、牧の仕業に等しい悪逆の罪じゃ。ただ――もし――然しながら、この企てが、お由羅の計画であり、斉興公も、御承知とすれば――吾等同志は、何んと処置してよいか? 福岡へ御縋りするか? 幕府へ訴えて出るか、斉彬公へ仔細に言上するか?――もし、このまま捨ておいて、御出生が男子なら、牧は又、呪殺するにちがいない