후리가나로 읽는 일본 고전
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なんごくたいへいき
南国太平記
直木 三十五
直木 三十五의 南国太平記(なんごくたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 493,291자 · 991화면
玄白、自らの生命を賭した呪術である。
和田仁十郎以下の門人達は白衣を着て、その旛の下、壇の周囲に坐して「大威怒鳥芻渋儀軌経」、「仏頂尊勝陀羅尼」、「瑜伽大教王経」、「妙吉祥平等観門大教主経」等の書巻を膝の上にもって、黙読していた。
加治木玄白斎は、白衣をつけて、暫く、座所で瞑目してから、塗香を、三度ずつ頂いて、額と胸とへ塗りつけた。それから、右手の護摩木長さ一尺二寸、幅三指の――紫剛木、旃壇木、楓香木、菩提樹を取って、炉の中へ積上げ、その上に、小さい杓で、薫陸香、沈香、竜脳、安息香の液をそそいだ。そして、和田が、大威徳天の前にゆらめいている浄火からうつして来た火を差出したのをとって、護摩木の下へ入れた。そして、口で
「廬遮那如来、北方不空成就如来、西方無量寿仏、金剛薩、十方世界諸仏、世界一切の菩薩、智火に不祥を焼き、浄瑠璃の光を放ち、諸悪鬼神を摧滅して、一切の三悪趣苦悩を除き、六道四生、皆富貴延命を獲させ給え、得させ給え」
と、誦した。そして、少しずつ燃え上ってくる火を見て
「火相、右旋――火焔直上」
と、叫んで、合掌した。
「火焔の相を象耳に、火焔の色を大青宝色に、火の香気を優鉢羅華香に、火の音を、天鼓になさしめ給え。