후리가나로 읽는 일본 고전
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なんごくたいへいき
南国太平記
直木 三十五
直木 三十五의 南国太平記(なんごくたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 493,291자 · 991화면
元亀、天正に謳われた、薩摩隼人の意気を、今や、再び、天下に示す時だ。小太郎、嘗ては、身の軽輩に生れたことを嘆じたが、今日では、軽輩であるゆえに、仕事の仕甲斐があると申すものだ。馬鹿老中、馬鹿大名のできぬ仕事を、素町人並に扱われていた軽輩が、しでかすのだ。千載一遇の時期とは、かくの如き時世だぞ。京へ入ってみい、天下の浪人が、風を切って歩いている。五年前に、京都所司代が一睨みすれば、ちぢみ上っていた浪人共が、あべこべに、所司代を脅かしておる。五年後には、何うなるか? 俺は、それを思うと、じっとしておられん。小太、共々に力を合そうではないか? 牧を討つのはよい。然し、討たずともよい。天下のことも、死をもって当らなくてはならん。同じ死ぬなら天下のために死ね。今の時世に於て、只一つ正義は、大義は、徳川を倒して、王政を復古させることだ。よし、破れても、天下対手にして、破れるのは、男子の本懐ではないか? 謂わんや、天下の勢いとして、吾等がよし破れようと、必ず後継者の起る以上、男子として、武士として、この志に赴くのは快心事ではないか。のう、卿等、碌々人によって事を為すの徒、燕雀何んぞ、大鵬の志を知らんや、という語があるの――」