후리가나로 읽는 일본 고전
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はんせいのぶんがくげんじものがたり
反省の文学源氏物語
折口 信夫
折口 信夫의 反省の文学源氏物語(はんせいのぶんがくげんじものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,037자 · 16화면
源氏物語の背景にしずんでいる昔の日本人の生活、更に其生活のも一つ奥に生きている信仰と道徳について、後世の我々はよく考えて見ることが、源氏を読む意味であり、広く小説を読む理由になるのである。
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源氏物語の中に持っている最大きな問題は、我々の時代では考えられないほどな角度から家の問題を取り扱っている事である。一つの豪族と、他の豪族とが対立して起って来る争いを廻って、社会小説でもなく、家庭小説でもなく、少し種類の異った小説になっている。島崎藤村などは晩年此に似た問題に触れてはいるが、それ程深くは這入って行かなかった。平安朝は、そうした問題が常に起っていた時代であり、闘争も深刻であった。従って源氏物語も、常に其問題を中心として進められている。最初は源氏の二十歳前に起って来るもので、源氏の味方となって大切にしてくれる家と、どこまでも意地悪く、殆宿命的に憎んでいる家との対立が書かれている。前者が左大臣家――藤原氏を考えていることは勿論である。――後者は右大臣家である。源氏の母の出た家は、豊かではあったが、家柄はそれ程高くはなかった。そうした家の娘が宮中に這入って、帝の愛を受け、桐壺(淑景舎)に居たので、桐壺ノ更衣と言われた。