후리가나로 읽는 일본 고전
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はんせいのぶんがくげんじものがたり
反省の文学源氏物語
折口 信夫
折口 信夫의 反省の文学源氏物語(はんせいのぶんがくげんじものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,037자 · 16화면
源氏自身が其生活に、我々の考えるような目的を常に持ってしている訣ではない。唯人間として生きている。ところが源氏という人間の特殊な性格と運命が、源氏の生活を特殊なものにして行っている。併、たとえば実在の人物として考え、後から其生活を見ると、自ら一つのまとまりがついていて、此方向へ進もうとして居たことが考えずには居られぬ。そこに人生の筋道が通っているのである。唯作者が勝手にぷろっとを持って作った型ではなく、源氏の生活の中に備っている進路に沿って書いているのだと言える。即そこに昔の日本民族の理想の形と言うものが現れて来るのであり、日本人の生きようとする方向を、源氏という生活者を一つの例に取って、示している事になる。
皮相な見方をすれば、源氏物語は水のあわのようにあとかたもないうわうわした作り事であるとは言える。又若い頃の悪事が、再自分の身に報いて来る因果応報の物語であるとも言える。然し作者の意図せない意図と言うものがあった。其は今言ったような所にあるのではなく、もっともっと深いものを目指していたのである。学者は其を学問的に説明しようとし、小説家は其に沿って更に新しい小説を書こうとして来た。