후리가나로 읽는 일본 고전
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あいこくしんわたしはこうおもう
和人は舟を食う
知里 真志保
知里 真志保의 和人は舟を食う(あいこくしんわたしはこうおもう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 70,567자 · 144화면
サマイウンクルは力尽きて死んだ。オキクルミは、ただ一人になって漕ぎつづけて行ったあげく、手廻の品々を入れてある袋の中を手さぐり手さぐりして、イケマの小弓、イケマの小矢を前にとりだし、大空のおもてをにらみにらみ、ひょうと射はなった。よもやそんなことがあろうとは思い設けなかったのに、全く突然わが手さっとしびれわたり、わが片手ぽっきりと折れた。けれども、わが片手をわれ振りあげ振りあげ、幾千幾百となく、踏舞の足跡をわれは重ねて踊った。すると、やがてまたもやオキクルミは、大空のおもてをにらみにらみ、イケマの小矢を射はなった。またもやわが片手ぽきりと折れた。それでも、わが胴体だけで踊りつづけ跳ねつづけていた。またもや大空をオキクルミは、にらみにらみ、ひょうと射はなった。わが片目を、イケマの小矢が射ぬいた。またもや射はなった。わが片目へずぶりと立った。そのためにわれは死んだのだから、今いる風の魔神たちよ決してそのような振舞はせぬがよいぞや!」
この神謡は、北風の女神が悪い風を吹かせて、人間を苦しめ、そのために人間の祖神オキクルミに罰せられるいきさつを、北風の女風が、“自らの体験を語った”という形式で述べた物語であります。