일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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『ゆいけんニュース』

『唯研ニュース』

戸坂 潤

戸坂 潤의 『唯研ニュース』(『ゆいけんニュース』)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,567자 · 35화면

아오조라 문고

佐渡と新潟――旅の随筆

するに到った結果であろう、わが研究会は最近着々として有力なメンバーを加えつつある。『唯研ニュース』の創刊は期せずして、当会のこうした積極的な情勢を反映するものである。

(一号、一九三三・一一・二〇)

佐渡と新潟――旅の随筆

新潟行きの連絡船は佐渡の両津を昼の一時に出帆する。I氏夫妻と一緒に乗り込んだ私は、なるべく陽の当らないそしてどう間違っても盗られる心配のなさそうな位置にトランクを置いてから、その上に帽子と背広の脱いだのを載せて見たが、帽子が飛ぶといけないと思って、改めて背広を帽子の上に掛け直した、そこで初めて安心して旅行者の気分になるのである。他の女客達は出帆までにまだ十五分もあるのにサッサと甲板に横になって眼をつぶって了うのだが、坐席のことは後からどうにでもなるだろうと思って、まず一服という心算で、東京朝日と東京日日とを買い求めた。

両津の波止場まで見送って来て呉れたH氏の宅に世話になっていた二三日は、わざと新聞をあまり見ないようにしていたので、新聞は新鮮な味覚を唆る物珍らしい生き物に見えた。

新潟版の処を開けて地方色を漁ろうとしていた私は、だが忽ち苦笑と一緒に半ペラの新聞紙一枚をI氏に手渡しせずにいられなかったのである。