일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あおいはらふじんのたいつり

垢石釣游記

佐藤 垢石

佐藤 垢石의 垢石釣游記(あおいはらふじんのたいつり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 46,298자 · 100화면

아오조라 문고

三

銚子口から前橋迄、川について遡れば六十里は充分にある。その長い流程を遡って来ても、僅かに五、六寸位に育つのみである。そうすると、彼等鱸の子は余程早い頃に、川口を離れたのであろうと考えられる。

この小鱸が鈎に掛ったのを見た事が無い。

三

或る釣魚雑誌の釣場案内に、東武線羽生付近の利根川で鱸が釣れると書いてあるのを見た。羽生付近の利根川といえば、北岸が上州館林在の川俟で、南岸が羽生である。今夏電車で利根の鉄橋を渡る時、窓からその水面を見て、なるほど茲では釣れるかもしれないと思った。東武線の川俟の鉄橋へは、古河町の渡良瀬川の合流点から五、六里上流である。

何故その辺でも釣れるかも知れないと思ったかというのは、それからまだ十七、八里上流の前記小鱸が到着する前橋から三、四里下流の群馬県佐波郡芝根村大字下ノ宮地先の利根川で、漁師が、夏の頃、泥鰌を餌にして鰻釣の置釣をやると、時たま大きな鱸が掛って来る、という話を聞いたからである。

同県同郡同村大字五料と対岸埼玉県本庄町在の八斗島が包む広い河原は利根川と烏川の合流点で、鮎の瀬付場として有名である。茲でも鱸が鈎に掛った。