후리가나로 읽는 일본 고전
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まど
堀辰雄集 新潮日本文学16
堀 辰雄
堀 辰雄의 堀辰雄集 新潮日本文学16(まど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 58,906자 · 119화면
そう、まだ君にはこの新居のことを話さなかったね。御想像どおりの、相変らずの不便な山の中で、それに慣れっこの自分はともかくも、はじめての女房には、いささか可哀そうな位だし、それに家がすこし二人だけで住むのには大き過ぎたけれども、小屋のつくりが(こんなのを端西などで Ch※(サーカムフレックスアクセント付きA小文字)let というのだろうか)いかにも気に入ったので、思い切って借りた。――本当をいうと、こんな一番山奥の、それにこんな二人きりには少し大き過ぎて持てあまし気味の小屋を、他にいくつもあった手頃な小屋よりも私に特に選ばせたのは、実はこのファイア・プレェスの傍に二つ三つ無雑作にころがっていた古い樫の木の椅子(昔から私はこんな椅子をどんなに欲しがっていただろう!)と、それからレムブラントの絵なんぞの入った額縁がいくつか裏を向けて埃まみれのまま壁に立てかけてあった小さな屋根裏部屋となのだ。いくら女房持ちになったって、こんな風な一向変らない私を知って、さぞ君は嬉しがってくれることだろうな? それとも少しは私達の行末が気になるとでも云うかね?
私はその屋根裏部屋をすぐ自分の部屋にきめて、そこに自分の椅子のすべてと、それから去年火事ですっかり焼いてしまってから又ぽつぽつと集め出した少数の本の中から、特にリルケの