후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆめとぶんげい
夢と文芸
柳田 国男
柳田 国男의 夢と文芸(ゆめとぶんげい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,051자 · 14화면
三
夢が文芸に移って行く経路を考えると、或は後の方の想像が当って居るのではないかと思われる。
三
夢は語って置かぬと見た人もやがて忘れる。好い夢は人に語るなという戒めは古くからあって、昔話の「夢見小僧」はそれを誰にも語らなかった為に、親の家から追出されて難儀したけれども、しまいには其夢の通りに千万長者になったと言われて居るが、是は寧ろ一家のうちでは、夢も本来は共有の物であったことを意味するかと思う。夢を見る役と夢を語る役とに任ずべきものが、以前は定まって居たのではなかったろうか。主翁も年を取り激労せぬようになると夢を見るが、やはり一家の最大の関心をもつ者が、自然に此任務に当って居たようである。女房は小さな事に気をつけ、文字の利用せられぬ時代には帳面の代りもして居たのだから、家の中ではどうしても口を利くことが多い。少なくとも夢を談る役には、主婦以上の適任者は無かったのである。
人々が夢を重んじ、夢の指導の力を信じて居た世の中では、無論割引もせず又おまけも添えず、それを一族限りの大きな事実として、解釈し又判断をして居たことと思うが、其間の消息は小説ぐらいにしかもう伝わって居ない。