후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆめとぶんげい
夢と文芸
柳田 国男
柳田 国男의 夢と文芸(ゆめとぶんげい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,051자 · 14화면
五
川上は遠く霞んで居るけれども、この洋々たる文芸の流れには、かつて埴生の小屋の背戸をおとずれた、数限りも無いせせらぎの水がまじって居るのである。そうして衆と共にする文芸の楽しみが、次第に我々各自の夢を、粗末にさせることにもなったのである。
五
此話にあまり深入すると、折角言おうと思った次の問題が御留守になる。信州の老女が見たという馬の夢は、更に第二の昔人の考え方を思い起させる。以前九州の田舎をがた馬車で走らせて居た時に、御老が小ひどく鞭を打つのを見て、あんな語りのならぬ者に惨いことをすると謂ったのが、十六七の同車の貧しげな小娘であった。そうして此娘も売られて行くところであった。人は泣いたりわめいたりするからよいが、獣はただそれだけが出来ないと、思って居るらしい言葉を聴いて、始めて自分はこの人たちの生活観に触れたような気がした。それから気をつけて居ると、同じ形容句は多くの人が用いて居る。中には口癖で意味も無しにそう謂う者もあろうが、家畜がまじまじと人を見る眼つきには、もし言われるなら何か言うだろうと、思うような場合が屡※(二の字点、1-2-22)あった。