후리가나로 읽는 일본 고전
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おおえどおうごんきょう
大江戸黄金狂
野村 胡堂
野村 胡堂의 大江戸黄金狂(おおえどおうごんきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,754자 · 53화면
さんざん揉み抜いた揚句、公沙汰になって、公儀役人が八王子の屋敷へ乗込んで調べると、驚いたことに、屋敷の庫も、石見守が生前役得として取込んだ金銀珠玉の山だ。その上禁制の切支丹の伝書や、異国交易の文書があったので、領地を召上げ、財貨を官没し、長男藤十郎以下、外記、権之助、雲十郎等七人の子女は、一人残らず斬られたり流されたり、大久保石見守の遺した財宝は一ぺんに形無しになってしまった」
「――――」
「ところが不思議なことに、七人の妾に分けてやると言った七万両の金だけは、何処を捜しても出て来ない。公儀役人も、手を変え品を代え捜し抜いた。が、どうしても判らない」
「――――」
「無い筈だ。その七万両というのは、大久保石見守が、家康公の命令で、最初に伊豆の金山を掘った時、後日のために、掘った黄金の一部を割いて箱根の山中に隠して置いたのだ。その頃箱根にはまだ関所はなかった。石見守は腹心の家来石坂左門次に命じて、その黄金を箱根山中の何処かに隠させ、後口実を設け、黄金を隠した家来――石坂左門次を斬り、絵図面だけを手筐に入れて、寝間の床下に埋めて置いた」
「――――」
「その手筐は公儀役人に没収されたが、役人に見付けられる前、総領の藤十郎はそっと絵図面だけを抜出し、恐ろしい災禍の身に及ぶのを覚って、七つに切って七人の兄弟に頒け、秘かに