일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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てんのう

天皇

蜷川 新

蜷川 新의 天皇(てんのう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,036자 · 269화면

아오조라 문고

などというのは、はなはだしく不都合である。それは天子の意思ではなくて、側近者のほしいままなことばにちがいない。このさい、拙者を、京都に差しつかわされたい。したしく天子に謁見して天子の真意を伺いましよう。」ときびしく幕府の老中に申し出でたと、伝えられている。

公卿は、世界の大勢を知らなかつた。薩長人らと組んで、日本の人心をまどわし、日本国のために、害をなしていたのである。

幕府時代には、江戸の大名、旗本は、朝廷から、爵位を受けていた。「口宣」といつて、一巻の巻物のなかに、爵位が記してあり、そのおわりのほうには、多くの公卿の姓名が書きつらねてあつた。それを、公卿がたずさえて江戸にやつてくると、爵位を受けた大名や旗本は、金を包んで、その返礼とした。いわば一種の売官、売爵であつて、公卿の収入となるのであつた。

当時、京都には、会津関白、薩州関白、長州関白といわれた三つの摂家があつた。二条は会津、鷹司は長州、近衛は薩摩と、それぞれ結託していたのである。公卿は、公明な雲上人ではなかつた。

当時、長州は、三条実美を筆頭とする七人の公卿をさそい、攘夷の煽動者にしていた。