일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あんごしんにほんふどき

安吾新日本風土記

坂口 安吾

坂口 安吾의 安吾新日本風土記(あんごしんにほんふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,916자 · 46화면

아오조라 문고

新潟古町のミヤゲ物屋へ行くと、良寛さまの書いた木の額の模型が売られている。

天上

大風

という文句である。このあたり、たしかに地上は風静かである。天上は大騒動に相違ない。

地蔵堂の方は町であるが、岩室は村だ。小さな村である。それで芸者が七十人もいるのである。昔は「岩室のタンボ芸者」という言葉があった。

「お客がきたよオー」

と怒鳴ると、

「ハーイ」

と答えて、タンボに働いていた娘が野良からあがって着替えをしてお座敷へでたという伝説である。しかし、これは伝説であろうか。今だって、実はそんなものではないか。旅館の裏も芸者屋の裏も、見はるかす越後平野であり、また反対側は山である。チョロチョロと家並は百軒ばかりあるだけだ。グラビヤの巻頭写真は芸者屋の裏の畑で朝のお掃除中の半玉のたくまざる姿なのである。写真をとるために八九人の芸者をよんだ。タンボからあがってきたわけではなかったが、ま、同じようなものだ。

「生れは?」

「この村」

「お百姓?」

「床屋」

この村でなければ、隣りの村か、せいぜいそのまた隣の村ぐらい。新潟出身の女学校卒業の娘らしいと人が噂していた半玉がきたから、