일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あんごしんにほんふどき

安吾新日本風土記

坂口 安吾

坂口 安吾의 安吾新日本風土記(あんごしんにほんふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,916자 · 46화면

아오조라 문고

「キミ、女学校出?」

「嘘らて。パーマネントの学校らがね」

どの子も率直そのものである。必らず方言で答えるから、方言の心得がないと意味が分らない。新潟では「た」を「ら」と発音するのである。

昭和のはじめごろまで、この岩室から半玉ででた娘の中で美しいのが新潟へよばれて一流の芸者になり、その中からまた新橋の一流がでるというように、ここは美人芸者の産地として名高かったのである。タンボからあがっていって一流になったわけだ。近ごろはここの芸者もここから動かなくなり、したがって天下の一流がここからでたということは絶えてきかなくなったそうだ。いま代表的という半玉を全部よんでみたが、美人というほどの美人はいなかった。ただ率直で、開放的で、気持がよかっただけである。このあたりの娘たちの開放性は、南国の、たとえば日向あたりの開放性とよく似ている。北と南は案外似ているのである。気取りがないのだ。

新潟県に限ってその土地の生れでないと芸者のハバがきかないのは、ちょッと面白い現象だ。あるいは貧乏のせいかも知れない。美しい娘はその土地で芸者にひろわれ、美しくない娘は他国へ働きにでなければならなかったような理由によって、土地で芸者にでられたということが選ばれた誇りになりえたのかも知れない。