후리가나로 읽는 일본 고전
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いえ
家
島崎 藤村
島崎 藤村의 家(いえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,411자 · 285화면
それに、叔父さん、店員は大抵去りましたし、あの店も小さいところへ移りました……塩瀬の没落以来、もう昔日の面影はありません」
「でも、君は出てはいるんでしょう」
「この節は、遊びです。実は此頃、広田の店の為に、一策を立てて見ました。まあ、乗るか反るか、一つやッつけろと言うんで。あるところへ一日の中に九度も車で駆付けさして、しかも雨のドシャ降りの日に、この店を活かすなり殺すなりどうなりともしてくれ、そう言って私が転がり込んで行った……宛然ユスリですネ……どうしても先方で逢わない。すると、広田の店の方で、どうも橋本は凄いことをするなんて、そんな裏切者が出て来る……胆ッ玉の小さな男ばかり揃ってるんでサ。あんなことで何が出来るもんですか。私も何卒して、早く新しい立場を作らんけりゃ成らん……」
正太の眼は物凄く輝いた。同時に、何となく萎れた色を見せた。やがて彼は袂を探って、鉛の入った繭を取出した。仕事もなく、徒然なまま、この繭を土台にして、慰みに子供の玩具を考案している。こんなことを叔父に語った。正太は紀文が遺したという翫具の話なぞを引いて、さすがに風雅な人は面白いところが有る、とも言った。