후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いえ
家
島崎 藤村
島崎 藤村의 家(いえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,411자 · 285화면
それまで待ってくれ」
「いえ、私はそういう意味で言ってるんじゃ無いんです……」
「それはそうと、先刻の金のことはどうしてくれる」
「何とか工面して見ましょう。いずれ御返事します」
「そんなことを言わないで、確かに是処で引受けて帰ってくれ」と言って、森彦は調子を変えて、「今日は、貴様は、ドエライやつを俺の許へ打込みに来たナ――いや、しかし面白かった」
兄は高い声で笑った。
晩の八時過に、三吉はこの旅舎を辞した。電車で帰って行く途中、彼は兄の一生を思いつづけた。家へ入ると、お雪は夫から帽子や外套を受取りながら、
「森彦さんのとこでは、どんな御話が有りました」と尋ねた。
「ナニ、金の話サ」と三吉は何気なく答える。
「大方そんなことだろうッて、阿爺さんも噂していましたッけ――阿爺さんが貴方のことを、『父さんも余程兄弟孝行だ』なんて――」
夜中から降出した温暖な雨は、翌朝に成って一旦休んで、更に淡い雪と変った。
午後に、種夫や新吉は一人ずつ下婢に連れられて、町の湯から帰った。銀造も洗って貰いに行って来た。お雪は傘をさして、終に独りで泥濘った道を帰って来た。
明るい空からは、軽い綿のようなやつがポタポタ落ちた。