후리가나로 읽는 일본 고전
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いえ
家
島崎 藤村
島崎 藤村의 家(いえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,411자 · 285화면
この年をとった奉公人は、何処までも旦那から留守を預ったという顔付でいた。
豊世は石段を下りた。
途次彼女は種々なことを考えて行った。どうかすると彼女は、自分の結婚の生涯を無意味に考えた。絶対の服従を女の生命とするお種のような、そういう考えは豊世には無かった。名古屋へ行こうか、それともこの際……いっそ自分の生家の方へ帰って了おうか、と彼女は叔父の家の門へ行くまでも思い迷った。
三吉はお雪と一緒に自分の家の方で、折柄訪ねて来たお愛を送り出したところであった。このお雪が二番目の妹は、若々しい細君として、旦那という人と共に一寸上京したのである。下座敷の障子も明けひろげてあるところへ、丁度豊世が入って来た。
「豊世さんはお愛ちゃんを御存じでしたろう。好い細君に成って来ましたよ」
こう言いながら、三吉は長火鉢の前に豊世を迎えた。お雪もその側に居て、お愛夫婦の噂をした。
叔父叔母の顔を眺め、若い人達の噂を聞くにつけても、豊世は気が変って、途次考えて来たようなことは言出さなかった。いよいよ駒形の家を仕舞うに就いては、何か家具の中に望みの品はないか、どうせ古道具屋に見せて売払うのだから、とお雪に話した。