일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いえ

家

島崎 藤村

島崎 藤村의 家(いえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,411자 · 285화면

아오조라 문고

そのうちに大きな眼を開いて、驚いたように三吉の方を見た。

「オオ、眼が覚めたそうな。いくらかでも寝られて反って可かった。三吉叔父さんも被入しって下すったよ」

とお種は正太の枕許へ行って、母らしい調子で言った。正太は半ば身を起して、叔父達に一礼したが、復た寝台の上に倒れた。痩せ細った手で豊世を招いて、自分の口を指して見せる。やがて豊世が勧める水薬で乾き粘った口を霑して、

「是非一度叔父さんに御目に掛って置きたいと思いまして……電報はすこし大袈裟かとも思いましたが、わざわざ御出を願ったような訳です……」

こう正太は三吉に言った。彼は又、豊世を顧みて、「叔父さん達に倚子でも上げたら可かろう」と注意した。

豊世は倚子を寝台の側へ持って来た。森彦、三吉の二人はそれに腰掛けて話した。お種はなるべく正太を休ませたいという風で、三吉に向って、

「お前さんが来るか来るかと言って、彼は昨日から待っていた……この名古屋に、彼の御友達で油絵を描く人がある、その人の描いた画をこの部屋で眺められて、三吉叔父さんに御目に掛れれば、もう他に彼は思い残すことが無いのだそうな……で、そのことを御友達に御話したら、それは造作もないことだ、同じ絵ばかりでも倦きるだろうによって、時々別なのを持って来て取替えて進げる、そう言ってあんなのを掛けて下すった