후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうらいのにほん
将来の日本
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 将来の日本(しょうらいのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,399자 · 240화면
いな猶予すること決してあたわざるなり。しかして当時この武士の分配はなお今日において全国に十二旅団あり、六師団あり、これを統制するに一の陸軍本部あるがごとく、これを三百の城下においてし、しかしてこれを江戸に統制したりしなり。ゆえに三百の城下はこれ武士の小団結の地にして、江戸は実にその大団結の地といわざるべからず。かくのごとく武士は高等武士を趁うて集まり、輜重部は武士を趁うて集まり、諸々の貨物は輜重部を趁うて集まり、ここにおいてか一城下には必ず一の市邑を生じ、しかしてかの全国の大城下なる江戸のごときに至りては今日の東京に比してほとんどする繁栄を現じたるもまたゆえなきにあらず。吾人かつて各地に遊びその封建城下なるものを見るに、寂寞たる空壕、破屋、秋草茫々のうちにおのずから過去社会の遺形を残せり。吾人はその士族が城門を囲んで家し、その商工が士族屋敷を繞りて住するもの多きを見て、いよいよ当時富の求心力なるものはただこの士族に存したるものなるを知るなり。
かの武士なるものはいかにして富の求心力を有したるか。曰く富の消費者たればなり。いかにしてその消費者たるを得たるか。