일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やまのこんじゃく

山の今昔

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 山の今昔(やまのこんじゃく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,554자 · 42화면

아오조라 문고

男体山を開いた勝道上人は、山に登らんとする日の前夜、

若し神明にして知るあらば、願はくは我心を察し、我が図写する所の経及び像等、当さに山頂に至り、神の為に供養し、以て神威を崇め、群生の福を饒にすべし。

と神に誓願した。即ち神明の加護を仰ぎ、山頂に到ることを得て、仏経仏像等を以て神に供養したいというのである。神明とあるのを広く解して諸の神祗とするもよし、又狭い意味で之を地主神である二荒山神と解しても差支ないであろう。ともあれ勝道上人は男体登山に際し、神の守護を頼み、神恩を謝する為に経を誦した。恐らく当時に於て他の高僧と雖も、この時代思想から離れることを得なかったであろうから、山を開くに当りては其山に古来から祀られていた地主神を護法の善神と崇め、其守護を仰いだこと、恰も延暦寺と大小比叡神とに於けるが如きものであったろう。たとえ古代人の尊崇していた神が、実は仏法に於ては所謂諸天善神と同一に視られていたにしても、其加護によりて首尾よく登山を果し、神威を崇め民衆の福利を増進したいと堅く発誓したということは、古代からの神の信仰とさして悖る所あるものではないと一般に考えられていたことを反映するものであろう。