후리가나로 읽는 일본 고전
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やまをおもう
山を思う
石川 欣一
石川 欣一의 山を思う(やまをおもう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 79,814자 · 157화면
スキー・マニア種々相
序論
これは我慢するとして、スキーをやる場所が夏の由比ガ浜か、晩方の銭湯みたいに混雑するのは、我慢出来ない。
こんな場所で、すこし出来る人が、所謂初心者から立て続けに受ける質問は、どうしたら止れますか、どうしたら曲れますか。
曲るも止るも、先ず真っすぐに滑れてからのことではありませんかというと、だってこう人が多くては、真っすぐには滑れませんとの返事。
この節、温泉は無くとも、雪の質のいゝ、変化に富む斜面の多い場所へ行く人が多くなったのも、もっともなことゝ思う。
スキー・マニア種々相
序論
世にスポーツの数は多けれど、スキー位人を夢中にするものは無い。年齢、性、社会的の位置、その他すべての区別無しに、一度スキーをはくと、スキー・マニアになって了い、一年中、ねても覚めても、スキーのことばかし考えるようになる。これ一つには、スキーが冬に限り、而も特定の、即ち雪の多い地方に限って可能なので、いつ、どこでも出来る訳に行かぬから、人のあこがれの念を強くするのであろうが、何といっても、あの豪壮な味は、特別なものである。芥川龍之介氏の死を惜しんで、ある将軍は「文芸春秋」に、もし芥川氏にしてスキーをやっていたら、自殺はしなかったろうと発表された。