후리가나로 읽는 일본 고전
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ねんじゅうぎょうじおぼえがき
年中行事覚書
柳田 国男
柳田 国男의 年中行事覚書(ねんじゅうぎょうじおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,005자 · 262화면
この五節供の日を制定するに先だって、幕府では各藩各領の実状を調べさせたところが、人日や七夕には地方毎の風習の差が甚だしく、とても民間と歩調を合わせることが出来ないのを知って、結局は理論に拠ってこの五つの日を決したという話が伝わっている。うそかも知れないが外形は少なくともそうなっている。つまりよく考えて勝手にきめさえすれば、人民は付いて来るだろうと思ったのである。ところが必ずしも予測の如くならず、民間には別に独自の年中行事があって、衰えたりまた盛んになったりしながらも、なお今日までは続いている。これがこのさきどうなって行くかということは、政府や国会だけの力ではまだきめられない。
五節供の制定には、現実生活の要求を十分に参酌しなかった嫌いがある。それから今一つは年久しい慣行よりも、新たに入って来た外国の理論に、根拠をまず求めようとしたことが、ついに民風を新たにし得なかった原因かと思われる。もちろん私たちの行事とても、決して古代のままを伝えようとしていたのではなかった。中世以来の社会事情に動かされ、またはただ単なる流行によっても、よそでそうするならここでもと、気軽に改めた部分もないとは言えぬが、その保存にも改廃にも、ともかくも彼等の理由があった。