후리가나로 읽는 일본 고전
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ねんじゅうぎょうじおぼえがき
年中行事覚書
柳田 国男
柳田 国男의 年中行事覚書(ねんじゅうぎょうじおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,005자 · 262화면
そうしてまたこれを山の神でもあるように考えているらしい。それは不思議なようであるが、私にはなお理解が出来る。農家の信ずる山神は、どこでも狩人の信ずるのとは別である。春は山から降りて来て田の神となり、秋の刈入が終ると、送られてまた山に帰って行くことは、どこの府県も大よそは同じである。その田の神が自身田の守護をせられるとすると、これほど慥かなことはないわけであり、またしみじみとそのお礼をするのも、もっとも千万なことだと思う。
それを人間の模型のように思う人が出来て来て、用の終った案山子がいつ迄も、寒そうに冬田の中に立つことになったかと思うと、しかし一方にはこれと関係なしに、秋の終りの田の神迎えは、今でも厳重にこれを営む村が多い。九州は寒さが遅いから霜月初の丑の日に、丑の日様と称してこれを田から迎えて、やはり信州同様洗い浄めた農具類と共に、庭の仕事場の真中で臼の上にこれを祭る処もあれば、阿蘇ではこれを大黒様迎えといって、その大黒はまた最後の稲株と共に、主人自らが迎えて来て祭ることになっている。四国でも伊予にはこの祭があって、わずか刈残した稲と共に、主人が重そうにして家まで担いで来る。