일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あしのうら

怪奇探偵小説名作選7 蘭郁二郎集 魔像

蘭 郁二郎

蘭 郁二郎의 怪奇探偵小説名作選7 蘭郁二郎集 魔像(あしのうら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 109,233자 · 223화면

아오조라 문고

しかしその最後の言葉は、吉見に聞えなかったようだ。吉見は、いいながら腰を浮そうとした川島を、その両の手を制するように振って押し止め、

「そう、そうなんだ、いかにもわしはその君のいう素晴らしい植物を作ったんだ、到底、いや絶対にといってもいい位君は信じないだろうが――、つまり先刻君が見た三人の少女を」

「なんですって?」

川島も、思わず訊きかえした。

「あの三人の少女は、われわれのような人間ではない、動物ではないんだ、植物なのだ。植物から進化した人間、なのだよ」

「…………」

「勿論、君はそんなことを信じやしまい、今までの誰にしたって同じことだった。――所謂常識とやらを外れたことだからね」

「……しかし、なるほど動物も植物ももとは一緒だとしても、そんなに早く、人間にまで進化さすことが出来ますか」

「適当な方法を使えば雪の降る日に西瓜を実らすことも出来る。わしはそのあらゆる方法を使って、この地に発見された珍らしい活溌な寄生木の一種をもとに、あれまで漕ぎつけたのだ。寄生木はほとんど根らしいものを持たぬあれは菜食植物だ」

「…………」

「ところが、寄生木から出来たものは、御覧の通り人間でいう女性ばかりだったよ」