일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きょうふおう

恐怖王

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 恐怖王(きょうふおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 66,038자 · 133화면

아오조라 문고

賊自身がお嬢さんの声色を使ったのです。それについて思い当ることがありますよ。

恐怖王は以前布引照子という娘さんの死骸を棺のまま盗み出したことがあります。そして、その死骸に振袖を着せて婚礼の真似事をさせたのですが、照子さんのお父さんが夜、自動車で外出した時、すれ違った車の窓から死んだ筈の照子さんが顔を出して、生前の通りの声で『お父さま』と声をかけたことがあります。今考えると、あれがやっぱり上手な声色だったのです。ひょっとしたら賊は腹話術というあの手品師の秘術を心得ているのかも知れません」

大江蘭堂は喋りながら、部屋の中をグルグル歩き廻って、そこに置いてある机や鏡台や、その他の家具を眺めたり指で触ったりして調べていたが、最後にピアノの前に立止ると、その蓋を開いて、

「京子さんの美しい声がもう一度聞けるかしら」

と独ごちながら、いたずらの様に、白い鍵盤をポンと叩いて見た。すると、ギーンという様な、少しも余韻のない、変てこな音が聞えた。

「オヤ、どうしたのだ」

もう一度違う鍵盤を叩くと、やっぱりギーンだ。

「ピアノなんか叩いている場合じゃない。大江さん、早速このことを警察に知らせなければ」