후리가나로 읽는 일본 고전
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ぎじゅつのてつがく
技術の哲学
戸坂 潤
戸坂 潤의 技術の哲学(ぎじゅつのてつがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,443자 · 164화면
処で今日の社会に於て、技術なるものがどういう重大な意義を持っているか、それを今ここで改めて述べる必要はないだろう**。
* ベーコンの実験の概念が、当時の英国の工業、特に採鉱冶金業の発達と如何に連関しているかは興味ある問題である。当時のイングランドは鉄製品の輸出に於て世界に於ける独自の地位を占めていた。スペインの無敵艦隊も英国製の火砲を載せていたのだと云われている。
** 「技術とイデオロギー」の項参照。
現代の吾々の知識に於ける科学的なものは凡て、技術と直接又は間接の連帯関係に這入らざるを得ない。今日、唯一の科学的な観念体系は、云わば技術的範疇――技術と連帯関係にある凡ゆる範疇――によって支えられるべきものなのである。然るに、今では昔の産業上又政治上の進歩性を完全に失って了ったブルジョアジーは、結局に於て、単に社会科学に於てばかりではなく、自然科学の世界に於てまで、この技術的範疇を放擲しようと企てている。社会科学は国粋ファッショ化し、自然科学は神秘化される(因果律の放擲)。吾々が今日技術の権利のために是非とも起たねばならない一つの理由がここにあるのであるが、その準備のために、恰も実験という問題が、一応解けていなくては困るだろう。