후리가나로 읽는 일본 고전
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ほうろうき(しょしゅつ)
放浪記(初出)
林 芙美子
林 芙美子의 放浪記(初出)(ほうろうき(しょしゅつ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,349자 · 207화면
いゝ詩をかこう。
元気な詩をかこう。
只一冊のワイルド・プロフォディスにも楽しみをかけて読む。
――私は灰色の十一月の雨の中を嘲けり笑うモッブにとり囲まれていた。
――獄中にある人々にとっては涙は日常の経験の一部分である。人が獄中にあって泣かない日は、その人の心が堅くなっている日で、その人の心が幸福である日ではない。
夜々の私の心はこんな文字を見ると、まことに痛んでしまう。
お友達よ! 肉親よ! 隣人よ! わけのわからない悲しみで正直に私は私を嘲笑うモッブが恋いしくなった。
お糸さんの恋愛にも祝福あれ!
夜、風呂にはいってじっと天窓を見ていると、キラキラ星がこぼれていた。忘れかけたものをふっと思い出したように、つくづく一人ぼっちで星を見た。
老いぼれた私の心に反比例して、肉体のこの若さよ。赤くなった腕をさしのべて風呂いっぱいに体をのばすと、ふいと女らしくなって来る。
結婚しよう!
私はしみじみとお白粉の匂いをかいだ。眉もひき、口唇も濃くぬって、私は柱鏡のなかの幻にあどけない笑顔をこしらえてみた。
青貝の櫛もさして、桃色のてがらもかけて髷も結んでみたい。