일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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どうじ

文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子

室生 犀星

室生 犀星의 文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子(どうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,454자 · 357화면

아오조라 문고

それらの印刷物は万年町の元締から「卸し」にされて、例の街頭で売り捌くことになっているのであった。

「この小唄を作る男に会いましたが、早稲田を中途でやめてこの方を専門にやっているんですよ。やはり原稿料みたいになっているんです。絶えず新しい作ばかりを節づけているんですよ。」

歳太郎は、その男が現にこの原稿ばかりで食っていることや、東京で唄われる流行歌はみなその男が作ることなどを話した。そして、

「大阪と京都へもわざわざ旅費をつかって出かけるんですよ。それがつまり東京を振り出しにして横浜までの旅費さえあれば、ヴァイオリンを一挺持って、町町で唄ってはこの刷り物を売って歩けば大阪へでも京都へでも行けるんです。」

と言って沢山の刷り物を二つ折りにしては重ねていた。仲間らしい青年がさっきからじろじろ見ていたが、

「あなたは美術家ですか。」

かれは慌ててそうでないと言ったのである。ところが歳太郎はすぐ口をきって、

「この人は詩をかくんだから、小唄などは何でもないんだ。書いて貰うといい。」と言って、

「君、何か一つかいてやってくれませんか三四十行の奴を――。」と言ったのである。