후리가나로 읽는 일본 고전
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どうじ
文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子
室生 犀星
室生 犀星의 文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子(どうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,454자 · 357화면
柔らかい馴れた視線があった。
国から母親が来、二週間ばかりすると帰った。その日、はじめて電車に乗せ、晩方上野まで行ったが、赤児は電車の音や騒々しい人込みに怖れた。田端の静かな家のまわりだけしか知らなかった赤児は、眼を円め、びくびくさせ、しまいに泣き出して了った。刺戟が劇し過ぎるように思われた。熱でも出ると大変だと思い、自動車ですぐ帰った。
あくる日、樋口さんは、ちょいと風邪を冒いたのだと言いその手当をしたが、「どうも弱い子ですね。上野まで出て、コレだから大変だ。」と云った。赤児というものは、一週間病気をすれば、一週間だけ発育が遅れるということも、話に出た。そういえば、うちの赤児は、ふつうの赤児よりか半年遅れていた。歯も出なかったし、這うことも、抱いても足が立たなかった。が、私はその黒い瞳と、私に似もつかない美しい整うた顔をしているのが得意だった。
田舎にいる杉原という詩人も、もう父親になっていたが、やって来ると、すぐ赤児の綺倆をほめた。
「うちの子は色が黒くて、てんで話にならない、これは傑作だ。」
杉原が、そういうと私は、赤児が私似であるか、それとも女に似ているかと尋ねて見た。