후리가나로 읽는 일본 고전
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どうじ
文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子
室生 犀星
室生 犀星의 文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子(どうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,454자 · 357화면
わたくしはそのうしろ姿を見ていながら、世にも美しい童子のいることを始めて知りました。
阿闍利さまの童子をいとしがられることは一通りではございません。山へ上ったものは何時でも阿闍利さまのかたわらに、童子が坐っておられること、世にも類なくお仲のよいことをいっていました。そのうち童子は山住いしてから、日に焼けながら杏のような美しい頬になり、見るからにお丈夫になられました。唯、ふしぎなことは、月の十五日の勤行にはただの一度もおつれになったことがございません。それがどういうわけだかわたくしには能くわからないのでございます。それゆえ、いつだったかわたくしは阿闍利さまにおたずねいたしました。
「阿闍利さまはどうして童子をおつれにならぬのでございますか、路も遠くお不自由でございましょうに。」
しかし阿闍利さまは別に何ともお答えがなかったのでございます。お斎糧ものの重いものでも、御自身でかつぎなされ、童子に負わせられたことがございません。そればかりではなく、童子がお山へきてから、唯の一度も村里へ下りていらしったことがなく、見たものさえいないくらいでございました。それゆえ、わたくしもつい童子のことを尋ねることもよういたしませんでした。