일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんちょうき

新潮記

山本 周五郎

山本 周五郎의 新潮記(しんちょうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 155,541자 · 305화면

아오조라 문고

相手はそう云って伴れの三人を呼んだ、「実は一瓢さげて来たんです、よかったら付合って呉れませんか」

「酒は不調法ですが……」

「遠慮には及びません、こちらはごらんのとおり水戸っぽの荒くれです、一宿の縁の記念につきあって下さい、みんな坐れ」号令をかけるように叫び、四人がぐるっと秀之進をとり巻くように腰をおろし、「まず一杯」とすぐさま盃をつきつけた。

「水戸っぽ」と名乗るのを聞いて秀之進はその四人にはじめて興味をもちだした。かれは酒を嗜まないのでたいていは盃を手にすることを拒むのだが、おとなしく受けて返した。

「水戸の御藩士ですか」

「さよう、拙者は久木直二郎」

眉の太い偉丈夫がそう答え、つぎつぎに三人の名を云った。久木直二郎はよく覚えたがあとの三人は加地、渡、太田という姓だけしか記憶しなかった。

「あんたはどちらです」

「四国の讃岐の者です」

秀之進はそれだけしか云わなかった。久木はなにか意味ありげに秀之進の顔をみつめていたが、ふと唇を歪めて笑い、「そうですか、讃岐ですか」とひどく念を押すように云いざま、急にきげんの変ったようすで伴れのひとりをふりかえった。そして突っかかるように、「おい加地、きさまおれの云うことを蒙昧の説だと云ったな」