일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あかいろうそく

新美南吉童話集

新美 南吉

新美 南吉의 新美南吉童話集(あかいろうそく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 46,131자 · 96화면

아오조라 문고

八

その時彼女は五つ位になる女の子を一人つれて来た。木之助は御隠居から、彼女の身の上を少しばかりきかされた事があった。彼女は不仕合わせな女で一度嫁いだが夫に死なれたので、女の子をつれてまた味噌屋へ奉公に戻って来たのだそうである。その時以来彼女はずっとこの家から出ていかなかった。若かった頃は意地が悪くて、木之助を見ると白い眼をして見下したが嫁いだ先で苦労をして戻ってからは、人が変ったように大人しくなったのである。

八

「お前さん、しばらく見えなかっただね、一昨年の正月も昨年の正月もなくなられた大旦那が、あれが来ないがどうしたろうと言っておらしたに」

「ああ、去年は大病みをやり、一昨年は恰度旧正月の朝親父が死んだもので、どうしても来られなかっただ。御隠居も夏死なしたそうだな。俺あ今きいてびっくりしたところだよ」と木之助はいった。

「そうかね、お前さん知らなかっただね」と年とった女中はいって、それから優しく咎めるような口調で言葉をついだ。「去年の正月はほんとに大旦那はお前さんのことを言っておらしただに。どうしよっただろう、もう門附けなんかしてもつまらんと思って止めよっただろうか、病気でもしていやがるか、ってそりゃ気にして見えただよ」