일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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うんめい

日本の文学 3 五重塔・運命

幸田 露伴

幸田 露伴의 日本の文学 3 五重塔・運命(うんめい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 100,648자 · 198화면

아오조라 문고

宦者忽にして一の紅なる篋を舁き来りぬ。視れば四囲は固むるに鉄を以てし、二鎖も亦鉄を灌ぎありて開くべくも無し。帝これを見て大に慟きたまい、今はとて火を大内に放たせたもう。皇后は火に赴きて死したまいぬ。此時程済は辛くも篋を砕き得て、篋中の物を取出す。出でたる物は抑何ぞ。釈門の人ならで誰かは要すべき、大内などには有るべくも無き度牒というもの三張ありたり。度牒は人の家を出て僧となるとき官の可して認むる牒にて、これ無ければ僧も暗き身たるなり。三張の度牒、一には応文の名の録され、一には応能の名あり、一には応賢の名あり。袈裟、僧帽、鞋、剃刀、一々倶に備わりて、銀十錠添わり居ぬ。篋の内に朱書あり、之を読むに、応文は鬼門より出で、余は水関御溝よりして行き、薄暮にして神楽観の西房に会せよ、とあり。衆臣驚き戦きて面々相看るばかり、しばらくは言う者も無し。やゝありて天子、数なり、と仰せあり。帝の諱は允、応文の法号、おのずから相応ずるが如し。且つ明の基を開きし太祖高皇帝はもと僧にましましき。後にこそ天下の主となり玉いたれ、元の順宗の至正四年年十七におわしける時は、疫病大に行われて、御父御母兄上幼き弟皆亡せたまえるに、家貧にして棺槨の供だに為したもう能わず、藁葬という悲しくも悲しき事を取行わせ玉わんとて、仲の兄と二人してみずから遺骸