일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にほんイデオロギーろん

日本イデオロギー論

戸坂 潤

戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면

아오조라 문고

)によると、東洋には家族制度を初めとして、甚だ強く父家長的な社会関係が残っている。例えば親作と小(子)作といったような恩義的関係、即ちF・テニエスの云うようなゲマインシャフト的社会形態が有力だが、そこで適当なものは社会主義ではなくて「共同主義」であって、之は経済的には協同組合又は協力運動(合作運動)として、政治的には自治として、文化的には精神主義として、現われるという(三五頁)。

社会主義は個人主義の成熟を俟って後に発生するものだそうで、処が「東洋は個人主義が未だ成熟せず、多分に非個人主義的風格を止めている」から、到底社会主義に一足飛びに移ることが出来ないが、併し、最も非個人主義的風格を止めている東洋の未熟な農民は「非常に楽に共同主義へ衣更え出来る」というわけである。橘氏の農民解放や権藤氏の農民自治に并行して、ここでは村落共同体が提唱されるのである。

なる程東洋・アジアは、所謂アジア的生産様式を多分に今だに持っている――その父家長制や半封建隷農制――ということは明白な事実だろう。この現実を抜きにしては東洋の経済も政治も文化も、その運動様式を理解出来ない。