일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にほんイデオロギーろん

日本イデオロギー論

戸坂 潤

戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면

아오조라 문고

この疑問が結局理論的には理由ないものであっても、之が起きるだろうという事情の現実そのものは、計算に入れて考えられなくてはならないのだ。

そこでブルジョア社会学の持っている一種の魅力は、一般にその極めて常識的な見地にあるということを思い出そう。と云うのは、社会は常識的には、極めて現象的にあれこれの最も手近かな事象によって特徴づけられたものだが、社会を専らそういう常識の立場から(但しアカデミックに)観察するのが、ブルジョア社会学の悪質な強みなのである。社会学なるものは今日の日本などでは、理論的には社会科学の敵ではない点好く知られているが、併し意外な処に、経済学や政治学や法律学に又抑々社会の通念的常識自身に、之は執拗にこびりついているのである。――処で大衆という概念も亦、社会常識としては全くこの社会学的な見地に帰着するもので、そして恰もこの社会学的常識ともいうべき大衆の観念が、事実大衆自身の観念になり彼等大衆の自己意識になっているのだ。そこでかのプロレタリア的進歩性はこの大衆にとって果して大衆的進歩性であるかどうか、即ち大衆の福利の増進と云ったようなものと夫は本当に一致するのかどうか、という疑問を大衆の常識は懐き始める理由があるのである。