후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんイデオロギーろん
日本イデオロギー論
戸坂 潤
戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면
生産力は自然的・自生的にも目的意識的にも発展するのであるが、この生産力の発展を助長し、又はそれを結果する行為や現象が、進歩的だということになる。
ここまで来て気のつくことは、この意味に於ける進歩の根柢には、他ならぬ発展という規定が横たわっているということであって、而もこの発展は単に質的な例の糸巻き式展開ではなく、何等か量的な増加に立脚しているということなのである。生産力の増進乃至蓄積という一応数量的な規定にまで、今や進歩という政治的文化的又倫理的でさえある処の質のこの所有者は、帰着するのである。生産力の増加はつまり生産性を高めることに他ならないわけで、ここで数量的乃至量的と云ったものはやがて直ちに質的な規定に転ずるものに他ならぬのだが、とに角進歩というような文化的な又は文学的な観念を、こういう数量的な規定(それは併しいつも質的規定に転化せざるを得ない)にまで辿って行けるということは、大切だ。なぜならこうして初めて、進歩という観念は科学的概念になるのだから。
尤も何も生産力の量質的な規定だけが進歩の科学的規定だというのではない。ただそういう規定を充分自覚的に想定した上での、プロレタリア階級的・政治的、文化的又道徳的(又文学的)な進歩の概念が、初めて科学的な概念になる、というのである。