후리가나로 읽는 일본 고전
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あゆむ
日本プロレタリア文学集・23 婦人作家集(三)
戸田 豊子
戸田 豊子의 日本プロレタリア文学集・23 婦人作家集(三)(あゆむ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,183자 · 44화면
しかし奴等は米粒一つ呉れなかった。
にも拘らず、会が送った米は誰の手にも渡っていなかった。
木村はいくらか狼狽し乍ら、松枝の追求を胡魔化した。
「アレは取りに来る様に再々家族の方へ言ってあるんですがね、億劫がって誰もまだ来ないんですよ。」
二度目に松枝が、救援金を持って家族たちを訪れると、彼等はいかにも当惑相に断った。
「組合から固く言われているもんですから――貴女からお金を頂くわけには行きません。」
咽喉から手が出る程欲しい金を――断らなくてはならなかった、彼等は頬を不自然に剛らせ、お金からそっと目を外らせた。
「組合の方からそんな話があったとすれば、きっと何かの間違いでしょう。私からもよく聞いておきましょう。この金は決して貴方方に御迷惑がかかる様なお金じゃないんです。東京やその他の地方で、ストライキや小作争議をやる度に、何時も資本家や警察から苦しめられている労働者や農民が、Kの家族たちも嘸ぞ困ってるだろうからこれを届けてくれ、と言って会へ送ってよこしたお金です、どんなに遠く離れていても親類の様に皆さんを案じている人たちの心からの贈物です――」
松枝にこう言われると、彼等は成程と思った。