후리가나로 읽는 일본 고전
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あゆむ
日本プロレタリア文学集・23 婦人作家集(三)
戸田 豊子
戸田 豊子의 日本プロレタリア文学集・23 婦人作家集(三)(あゆむ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,183자 · 44화면
――どころか、屡々面会に来てくれたり、外部の情勢や家族の様子をこまごま書いた手紙を送って呉れる松枝に対して、個人的な親しみをさえ感じていた。
「彼等自身、革命的労働者の行動を取ってい乍ら――」
松枝はつくづくこの矛盾を歯痒く思った。形式的で半ば伝統的な組合関係に拘束され、欺瞞されている彼等だ、今では資本家地主の御用組合にまで成り下った、右翼、中間派のカラを突き破れ!
第一回公判の直前、「争議経過報告演説会」のビラが町中に撒かれた。
街角で偶然、木村に会った。黒い蝶形ネクタイの位置を直し乍らそばやの店から出て来た。米の事や家族への干渉その他で、気マズイこと許り多いので、木村はまず煙ったい顔をした。松枝に不意を突かれたくない用心から、故と、恬淡らしく「やあ!」と言った。
「貴女、一つ応援演説をやってくれませんか、頼みますぜ! いいでしょう?」
「ええ。」松枝は曖昧に笑って、何気なく訊いた。
「デモをやるんですってね、場所は何処です?」
「そいつが、まだ決まらないんです。」――と此の方は巧く外ずす。
「まあ、一つうんとアジって下さい。会場は大体六ヵ所です。僕等は本部で待ってますから!」