후리가나로 읽는 일본 고전
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がまのち
日本怪談大全 第一巻 女怪の館
田中 貢太郎
田中 貢太郎의 日本怪談大全 第一巻 女怪の館(がまのち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,678자 · 394화면
それは背のずんぐりした白髪の眼だった男であった。皆道三の臣で悪逆無道の義竜を殺しに来たところであった。皆きっさきを集めて躍りかかろうとした。二人の少女は叫んで逃げて往った。と、義竜の姿が忽然と消えて、怪しい白刃が室の中に電光のようにきらきらと閃くと共に、長井と篠山がばたばたと斃れた。竹腰は驚いて横に刀を払ったが、払った拍子に己の刀が眼に見えない金属に触れてかちりと鳴った。それと同時に室の中に銀色の眼をきろきろと光らした一疋の大きな蟇が見えて、それがぴょんぴょんと飛んで縁側から飛びおり、暗い庭前の池の中へどぼんと云う重い音をさして飛び込んだ。
「や」
竹腰が怪しい蟇に注意の眼を向けた時、次の室に詰めていた義竜の近侍が十人ばかり、ばらばらと飛び込んで来た。道家と竹腰は近侍の中にとり込められそうになった。
「道家、時節を待とう」
竹腰はそう云い云い己に向って来た壮い近侍の一人を斬り斃して、ひらりと庭に飛びおり、池の傍から崖の木立の方へ逃げて姿を消した。
「それ逃すな」
道家も二人の近侍と斬り結んでいた刀を不意に引いて庭に逃げおり、崖の端に往くやいなや、
「えい」