후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんばし
日本橋
泉 鏡花
泉 鏡花의 日本橋(にほんばし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 88,697자 · 177화면
熊は山へ帰る体に、のさのさと格子を出た。
ト、敵を追って捕えよう擬勢も無く、お千世を抱いて、爺さんの腰を抜いた、その時、山鳥の翼を弓に番えて射るごとく、颯と裳を曳いて、お孝が矢のように二階を下りると思うと、
「熊の蛆め、畜生。」と追縋って衝と露地を出た。
が、矢玉と馳違い折かさなる、人混雑の町へ出る、と何しに来たか忘れたらしく、ここに降かかる雨のごとき火の粉の中。袖でうけつつ、手で招きつつ、
「花が散るよ、散るよ。」
と蹴出しの浅黄を蹈くぐみ、その紅を捌きながら、ずるずると着衣を曳いて、
「おお、冷い、おお、冷い。……雪やこんこ、霰やこんこ。……おお綺麗だ。花が散るよ、花が散るよ。」
仲通の小紅屋の小僧は、張子の木兎のごとく、目を光らして一すくみになった。
火の影ならず、血だらけの抜刀を提げた、半裸体の大漢が、途惑した幟の絵に似て、店頭へすっくと立つと、会釈も無く、持った白刃を取直して、切尖で、ずぶりとそこにあった林檎を突刺し、敵将の首を挙げたるごとく、ずい、と掲げて、風車でも廻す気か、肌につけた小児の上で、くるりくるりとかざして見せたが、
「あはは。