후리가나로 읽는 일본 고전
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にっき
日記
宮本 百合子
宮本 百合子의 日記(にっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,285자 · 204화면
、第3水準1-87-62)子氏の心持もはかられず、パッションで、恋人の元に走り、又同じ激情で、寺に入るのではないか、可哀そうな、しっくりと衷心をきいて見たいような心持す。あんなに強がりを云うのが間違いだったのだ。自分の弱い処をそのままに暮して行けば、あんな不自然な万事にはならなかったのではないだろうか、才がわずらいをしたのではないか。人間としての彼女より、才女としての才女が先にたった不幸。永遠に嘆くイブと云う感が、女性の生活の底に漂って居る。自由や力感が最小限か、最消極に働いて居る女性が万人のうち九千九百九十九人であろう。原因は、女性の無力、確に此はある。又、愛にあまり敏感であること、此もある。生理的受身の理由もある。或程度までの女性が、芸術や学問のために、結婚生活を破棄するのはもっとも、とうなずかれる。持って、自由を最大限に味えるようにするには、此方の心の強さと拡がりとが先ず要求されるものだ。すてて仕舞えば一部から切り取るので、心は、大きくなる要に迫られない。
ミセス、マアガレット・サンガーが、両三日前に上陸した。十三日の新聞には、きっと吉岡彌生だろう、名前はかくして、女ばかりが集って、産児制限反対運動を起そうとして居るとつげて居る。