후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
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言葉が消えるようにとぎれると、
「私が参内いたしましょう」。
決然とした面もちを見せて言った。それでみんなはほっとした思いになったが、浅野が言いだしたときに黙っていて、谷が口を切ってから急に賛成するというわけにもゆかなかった。それがために座が一時白けたようになったが、谷と向い合って坐っていた三浦がそのとき慌てて坐りなおした。
「それよりも、おれが行こう、――おれに参内させてくれ」。
谷の表情がとげとげしくひきしまった。「だしぬけに君は何をいうか、――おれでは役に立たんというのか?」。
「そうじゃないよ、誤解しちゃいかん」。
「いや、誤解はせんが可笑しいじゃないか、身分から言えば君も子爵だし、おれも子爵だ、君が中将ならおれも中将だ、それをおれが行こうというのに、横合いから何だ」。
三浦はにやにやと笑いながら頭をかいた。
「そいつは君、ちょっとちがう、――此際君が行ったんじゃあ、宮内省で警戒して拝謁の手続をしないよ、殊に条約改正反対案につきという願書を出したんじゃ、到底受付けそうにもないぞ」。
「じゃあ、君ならいいのか?」。
「おれだって同じ願書を出したんじゃ同じことだろう、ところがおれには別の方法がある」