일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わせだだいがく

早稲田大学

尾崎 士郎

尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면

아오조라 문고

両親とも人ずれのしない、育ちのよさをむきだしにした素人っぽいかんじが店頭に坐っていても何となく商売とぴったりしないものがあった。洋服屋といったところで自分で裁断したり、仕立てたりするわけではない。職人を傭ったり、仕事をほかへ廻したりしているので、店の経営は順調にはいっていなかった。

それに新藤の友人たちが、つぎつぎと洋服をつくり、完全に支払うものがないので父親は相当に困っていた模様である。西方もその一人で、彼は一年前に月賦でつくった背広の代金をまだ半分以上残していた。

学生のいなくなった鶴巻町の午後はしいんとして、人通りもほとんど途絶えている。西方が入ってゆくと、新藤洋服店の中はがらんとして誰れもいなかった。しかし、二、三度声をかけると、階段をバタバタと駈けおりてくる足音が聞え、今まで二階で昼寝をしていたらしい新藤が、うすよごれた浴衣の前をかき合せながらおりてきた。

「今日は、ちょっと相談があって来たんだが」。

西方が店先きに腰をかけようとすると、新藤は、

「まア、あがりんされ、ええがな、ええがな」。

といいながら、無理矢理に彼を二階へ押しあげてしまった。