후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
もし、どうしても夫人の銅像が建てたいというなら大隈侯爵邸に建てるべきである。
名物男の大田は故意にか偶然にか咄々として語る舌足らずの言葉のために、声涙ともに下るといってもいいような感動的な印象をあたえてしまった。言葉が行きつまると彼は必ずくるりとうしろを向いて黒板の上へチョークで大きく「小野梓」と書いた。
「もし、強いて校庭に銅像を建てようとするならば学校を今日あらしむるために血を吐いて倒れた小野梓の銅像こそ建てるべきではないか!」。
これは大田の発言ではない。銅像反対派の学生が一つおぼえのようにくりかえす文句である。
こういう空気が混沌として湧きあがってきたとき、ちょうど学期試験がはじまり、それと同時に、学内の形勢を看取した学校当局が銅像設立の工事を俄かに中止したので、銅像問題はうやむやのうちに葬られてしまった。しかし、西方が新藤と親しくなったのは、この銅像問題のときに行を共にしたということだけではなく、この老政客を気どる風変りな青年は、学校の行事になっている全校をすぐる大弁論大会で、政治科から代表者を選出するために、四、五人の候補者が立候補したとき、彼もまた有力な候補者であったにもかかわらず、途中から立候補を断念して、どうか諸君、私への投票は西方現助君にゆずっていただきたい、私は感ずるところあって辞退