후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
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会衆の顔がひきしまった。東山が、ううんと唸るような声をだして、全身で見得を切るような恰好をしてみせた(東山自身はそんなことを少しも意識していないのだが、他人から観察すると彼はいつでも動作が芝居気たっぷりのように見える)。
とたんに岩橋の眉がぴりっとひきしまった。「この決議どおりになっていたら何の問題もなかったんですよ」。
「そのとき、恩賜館組はどういう申入れをしたんです?」。
「いや、それがさ、――申入れだけならいいんだけれど、われわれはもはや一日といえども、天野学長の下に教鞭をとるわけにはゆかぬといって、辞表をそれも学長に提出するんじゃなく総長のところへ持っていったんだ」。
「それを総長はどういう風に処理したんですか?」。
会場へ、あとからやってきた校友で、その頃、「東京日日新聞」の記者をしていた箱田宇名吉が、気ぜわしく吃りながら訊きかえした。
「そのへんのことは僕にもわからんがね」。
落ちついてはいるが、岩橋の興奮していることは彼の太い眉がぴくぴくうごいていることをもってしてもわかる。
「つまり、結果としては当面の人物である高田、坪内の両博士が、維持員会員である自分たちの力ではこの紛糾を拾収することは不可能であるといって二人とも総長に辞表を出したんだ」